ESPr Developer
ESP8266を載せたArduino互換ボードです。スイッチサイエンスから販売されているESPr Developerを研究室ではよく利用するのですが、シリアルチップがFTDIチップであることと、8266のバージョンやArduinoのバージョンなんかでうまく動作しなかったり、書き込めなかったりするトラブルが頻発していたので、動作環境をまとめておきます。
最初に
最初に FT231XSチップを動作させるために、Macの場合はドライバーをインストールする必要があります。
- https://mag.switch-science.com/2013/01/23/install_vcp_driver_to_mac/ を参照してドライバをインストール
- PCを再起動
- USB接続をして、Arduinoからシリアルポートが見れるか確認
上記手順でドライバインストール後にも関わらずポートが出てこない場合は、USBポートの電力不足かもしれません。USBハブなどを使わず、 なるべく直接接続して試してください。usb type-cの場合は変換コネクタを数種試してみましょう。
M1でBigSurな場合
以下のスイッチサイエンスのリンクに従って、list_ports_osx.pyファイルの直接編集をする必要がありました。
環境 1
- macOS Mojave:10.14.5
- Arduino 1.8.8
- esp8266 2.5.2
- ESPr® Developer(ピンソケット実装済)
書き込み時の設定
環境2
- macOS Mojave:10.14.5
- Arduino 1.9.0-beta
- esp8266 2.5.2
- ESPr® Developer(ピンソケット実装済)
書き込み時の設定
環境 3
- macOS Catalina:10.15
- Arduino 1.8.10
- esp8266 2.6.1
- ESPr® Developer(ピンソケット実装済)